evoltzに懸ける想いvol.4
- ビルシュタイン社長 来日
- 開発者の想い[部材編]
開発者の想い[部材編]
高性能・高耐久へのこだわり
ブラケット[高強度・高張力鋼(ハイテン)]
確実に制振装置本体へ揺れを伝えるための設計
- ガタのない穴開け精度
- 組付けにガタがあると、揺れの伝達に遅れが生じ、揺れエネルギーの吸収量が小さくなります。
そのため穴の向き・径を高精度化することで伝達効率を上げています。
- 高耐久性
- 自動車の下周り部品で利用されている表面処理を採用、
さらに耐食性を高めるために自動車の膜厚の1.5倍施しています。
- 高強度
- ブラケットの剛性が低いと制振装置の伸び縮みで弾性変形を生じ、減衰力の伝達効率低下を招きます。
高張力鋼の採用で高剛性を実現。
オイルシール
宇宙開発技術を転用した長期耐久の「オイルシール」を採用
- 部品メーカーの在庫保管期間
- 半永久的
- テフロン系樹脂特殊構造オイルシールを採用
- 自動車部品では過激な作動が大きなストレスとなりますが、
制振装置では「動かない」ことが大きなストレスとなります。
《不作動→潤滑油の揮発・枯渇→無潤滑→ゴム製シールの破損》
この課題を固体潤滑性があるテフロン系樹脂シールの採用で克服します。
- 高温性能
- 自動車の量産車に利用されているゴム系のシール類はほとんどが耐熱温度100℃程度、
高温側で利用されると著しく耐久性が下がります。
evoltz(エヴォルツ)で採用しているシール部材の耐熱温度は200℃以上、
使用環境温度-20~80℃では耐久性の低下はありません。
ビス
高トルクのインパクトドライバーにも負けない強度を持ったスチール製のビスを採用
- 錆びない
- 木造建築用に最適とされるデュラルコート(耐電食性、耐酸性、耐薬品性、耐アルカリ性)による多層皮膜表面処理を施しています。
- 作業性の向上
- 軸組構法、枠組壁構法(2×4)、パネル工法にも対応できるように、標準の長さを75mmとしました。
下穴なしでもねじ込め、木割れを生じさせません。