「KYB 株式会社」性能偽装問題について

お客様各位
千博産業株式会社
代表取締役社長 渥美幸久

「KYB 株式会社」性能偽装問題について

拝啓 紅葉の季節、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。毎々格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、油圧機器メーカー「KYB」とその子会社「カヤバシステムマシナリー」が免震、制振装置で性能検査記録データを改ざんしていた報道が取り沙汰されております。
まず、当社千博産業株式会社及び制振装置「evoltz」とは一切の関係がございませんのでご安心ください。
また、この一連の報道は、制振装置やオイルダンパーの性能や品質を疑問視する問題ではなく、大手企業による「データの改ざん」という不正が一番の問題であるということを付け加えさせて頂きます。
今後も引き続き、皆様の住宅の安心を支える製品として、当社制振装置「evoltz」を宜しくお願いいたします。
当社の取り組みについては下記の通りお知らせいたします。

敬具

1. 当社の制振装置「evoltz」は木造住宅用制振ダンパーであり、量産型で小型化したものを供給しております。KYB社とは一切関係ありません。

2. 当社の制振装置「evoltz」は、独ビルシュタイン社の製造によるものです。独ビルシュタイン社は、長年にわたって世界中の自動車メーカーに製品を供給している、実績と信頼のある世界有数のメーカーです。「evoltz」の製品化においても、世界基準の厳しい試験と全品工程内検査を経て、性能を担保した上で皆様に供給させて頂いております。

3. 性能評価について、当社は複数の公的機関と複数の有識者のもと、様々な実験や検証を繰り返し、データを取得し、外部機関による客観的な性能評価を実施しておりますのでご安心ください。

以上

「KYB 株式会社」性能偽装問題について_20181018