耐震+制震(振)の効果を実感! 地震に強い家にこだわり、顧客の信頼を獲得。

渥美幸久:はじめに、「ヤマト住建」の家づくりについてお話しいただけますか?

ヤマト住建:当社では、長寿命の住宅を提供することで日本の常識と未来を変える「世界基準の家づくり」を目指しています。
関西では「家は建てるものではなく、買うもの」という考え方の傾向が強く、分譲住宅が非常に多いのが現状です。
しかし、当社では長寿命、健康、強さにこだわって分譲住宅から注文住宅にシフトし、顧客ニーズを反映した研究開発型の住宅を目指しています。
特に、最先端技術を導入して快適性能と省エネ性能の向上に取り組み、室内の温熱環境の安定を図っています。こちらの花岡様のお宅も、建物を外張り断熱構造にすることで高気密・高断熱を実現。
さらに、アルミサッシの1,000倍も熱抵抗の高い樹脂サッシを採用し開口部(窓)からの熱の流出入を防ぐことによって、年中快適な温熱環境を保っています。

お施主様(花岡息子):この家に住み始めて2年が経ちますが、おかげさまで年中快適に過ごせています。
特に、リビングは広い吹抜けがあってもエアコン1台で充分!!冬はエアコンなしでもちょうどいい温度で過ごせます。
私たちが「ヤマト住建」を選んだのも、そうした住宅性能の高さに魅力を感じたからです。
また、地震に強く安全性に優れている点も大きな決め手となりました。


右)ヤマト住建(株) 企画開発部主事 藤田幸二氏
左)千博産業(株) 代表取締役社長 渥美幸久

ヤマト住建:ありがとうございます。実は、当社の代表取締役社長の西津は5歳の時に第2室戸台風で実家があわや倒壊するか…という惨事に遭遇しました。このような辛い経験をお客様が味わうことのないように、安全で頑丈な家づくりにこだわっています。
そこで、地盤調査の徹底やベタ基礎、強固な土台はもちろんのこと、従来の木造軸組工法に「金物工法」+「パネル工法」を組み合わせて耐震性能を高めるとともに、千博産業の制振ダンパーを標準採用しています。
そして、「耐震+制震(振)」により頑強な家づくりを徹底しています。

渥美幸久:では、当社の制震(振)ダンパーのどのような点を評価して採用して頂けたのですか?

ヤマト住建:油圧制御方式の千博産業の制振ダンパーは、木造住宅に最も適した特性が得られるからです。構造の耐震性を高め、制震(振)ダンパーによって地震力を分散し吸収する『地震に強い』家づくりを実現しています。


取材にご協力頂いた花岡様親子。


左) ヤマト住建(株) 代表取締役社長西津昌廣氏

渥美幸久:さて、今回お訪ねした花岡様のお宅の周辺は1995年の阪神・淡路大震災の被災地域でもあり、住民の皆様はもともと建物の地震対策に対して非常に関心が高いと聞いていますが、昨年起こった「淡路島地震」の際はどのような様子でしたか?

お施主様(花岡父):その日はちょうど社内のゴルフコンペがあるので、六甲にある自宅のマンションで出かける準備をしていました。ところが、突然すごい揺れに襲われ恐怖を感じました。まるで阪神・淡路大震災を思い出すような大きな揺れだったのです。
まだ早朝でしたが、すぐに娘の家に連絡をして無事を確認し、続いて息子の家に連絡をしました。ところが、息子は地震が起きたのも知らずまだ眠っていたというのでびっくりしました。

お施主様(花岡息子):私の住んでいる家は、昨年「ヤマト住建」で新築したばかりでした。地震の際には私だけでなく妻も揺れに全く気づかず寝ていました。しかも室内には地震があった形跡など微塵もなく全く普段と変わらなかったです。やっぱり「ヤマト住建」で家を建ててよかったと改めて感じましたね。
ヤマト住建:もちろん、花岡様のお宅でも「金物工法+パネル工法+千博産業の制振ダンパー」を標準採用しています。

その後、当社でも定期点検で建物の状況を確認しましたが、まったく問題がありませんでした。私共は、被災後に花岡様のお宅の周辺だけでなく他の地域の分譲住宅街を見て回りましたが、建物の様子やお客様の話から千博産業の制振ダンパーの装着有無で建物の揺れに顕著な差が生じたことがわかりました。

今回の地震によって耐震+制震(振)の効果も実感でき、今後もさらなる強さを誇る家をご提供していきたいと思っています。
そして、それが他社をしのぐ信頼を得ることにもつながると確信しています。

渥美幸久:ありがとうございます。千博産業の制振ダンパーは「耐震」と組み合わせることで「安心」という大きな価値をご提供します。
また、地震発生の瞬間から建物の揺れを瞬時に抑えるバイリニア特性が千博産業の制振ダンパーならではの大きな特徴です。当社といたしましても、皆様の大切な住まいと家族を守るために、今後もさらなる「制震(振)」の普及に努めていきます。