「本物の家」を作るこだわりの工務店がevoltzを標準採用する理由|カーサ様
静岡県浜松市の株式会社カーサ様は、「次世代に受け継がれる本物の家づくり」を謳い、耐久性・安全性・メンテナンス性・快適性・デザイン性すべてにこだわりを持って、地元で「カーサブランド」を築き上げた地場のパイオニアともいえる工務店です。
そんな同社が「快適な暮らしができる家の基準」として、木質繊維断熱材や塗り壁(外壁)と並んで全棟に標準採用しているのが、制振ダンパー『evoltz』です。
「心の底から家づくりが大好き」と言う渥美社長に、『evoltz』の魅力をお伺いしました。
─なぜ『evoltz』を全棟に標準採用しているのですか?
家づくりは、お客様の目に見える分かりやすい部分と、お客様の目に見えにくく分かりにくい部分の両方で成り立っています。
このうち、目に見えにくい部分については、お客様に判断していただくのではなく、私たちプロがプロならではの視点から最適なものを選ぶことが、家という資産を守るうえでベストな形だと考えています。
耐震性や断熱性など、家の基本的性能の部分がこれに当たり、30年後を見据えたときにお金ができるだけかからないように、将来後悔しないように、耐久性や安全性を担保して差し上げる、というのが私たちの考え方です。
カーサでは、家の根本的な性能に関わる部分として、木質繊維断熱材・塗り壁(外壁)・自然素材の内装・無垢材フローリングなどを標準仕様にしており、これらと並んで制振ダンパー『evoltz』も標準仕様に加えています。
私たちが目に見えない部分を担保することによって、お客様には、目に見える部分を選ぶ楽しみに集中していただきたいと考えています。
─『evoltz』を標準採用していることについて、お客様の反応はいかがですか?
evoltzは、はっきり言って安い商品ではありません。
お客様は何よりも価格を見ていますので、見積の中に値段の高い制振装置が含まれていると「なぜこれを付けるのですか?」と気にされます。
ただ、弊社のお客様は「カーサが好き」と言って私たちの理念に共感してくださる方々、人生を豊かにしたいと考えている方々です。ですので、安全性や耐久性などの面から必要不可欠であるというevoltzの価値をご説明差し上げると、皆さん必ず「それがいい」と納得してくださいます。
─『evoltz』の価値を、どのようにお客様にご説明していますか?
私たちがいつもご説明するのは、木造の家は必ず”緩む”ということです。
木材というのは性質上、細くなったりして必ず構造が緩んできます。木材をつなぐ金物についても同様です。これによって、家の気密性はどんどん下がってきてしまいます。
この”緩み”が、わずかな地震の揺れによって構造のひずみの原因になり、家にダメージが蓄積されていくんです。
そのときに、制振ダンパーという装置が効果を発揮して、揺れを吸収してくれる。
値段は高いですが、今このコストを下げることが将来損することに繋がる、ということをご説明すると、お客様はその価値を理解してくださいます。
─他の制振装置ではなく『evoltz』を選ばれる理由を教えてください。
制振ダンパーというのは、一般的に大きな揺れに対して反応する装置です。
これで大地震などで家屋がいきなり倒壊するようなことは防げるかもしれませんが、小さな揺れによって生じる家へのダメージの蓄積を防ぐことはできません。
木材や金物の緩みから家を守るためには、ごく小さな揺れにも反応して効く制振ダンパーが必要なんです。
『evoltz』は、独自の特許技術である「超バイリニア特性」により、わずか数ミリの揺れに対しても効果を発揮する制振ダンパーです。
最初の性能を保って資産価値の下がらない家をつくる、というカーサの理念に合致する性能を持った制振ダンパーは、evoltzしかないんです。
─貴社の今後の展望をお聞かせください。
カーサはこだわりの家づくりをしているので、ターゲットとなるお客様の層がかなり明確です。
この層のより多くの方々にカーサの魅力を発信できるよう、マーケティングには力を入れていきたいと考えていますね。