「お客様に寄り添う」がモットーの住宅企業がevoltz採用を決めた理由と良かった点とは

愛知県は岡崎市にあるユートピア建設株式会社様は、岡崎・豊田・三河エリアを中心とした「地域密着」にこだわった住宅企業です。

お客様に寄り添うことをモットーに掲げ、1990年の創業以来、500件の建築実績を誇り、少数精鋭のチームでありながら地域の皆様に選ばれ続けてきました。

空気環境や省エネ、防災など、お住まいになるお客様の事を第一に考え、いつまでも資産価値の高い家づくりを徹底している同社は、現在全棟標準設備として、制振ダンパー「evoltz」を採用しています。2020年3月には『国土強靭化防災住宅』として認めて頂きました。

常にお客様目線で家づくりを考えるユートピア建設株式会社様は、どういった観点から「evoltz」を全棟標準採用されているのでしょうか?

同社の取締役副社長であり、二級建築士・エネルギー住環境アドバイザーの資格を持つ営業本部長の山口様にインタビューをさせていただきました。

─制振ダンパー「evoltz」を知ったきっかけを教えてください。

当社はお客様に寄り添うことを徹底し、防災にも力を入れた家づくりにこだわっています。

元々は地震対策の設備として「摩擦減震パッキン」を採用していたのですが、南海トラフ地震も予見されているような地域なので、より効果が高い設備を追求していました。

その中で制振ダンパー「evoltz」の存在を知ったという経緯です。

─「evoltz」の採用を決めたポイント、「evoltz」の最も良いと思う点を教えてください。


もともと採用していた制振装置は、震度5強の大きな地震から初めて効き始めるものでした。

しかし実際は、それ以下の震度の地震の方が発生する割合が高く、そういった小さな揺れによって住宅にダメージが蓄積されているということを感じていました。

色々調べて行く中で、大半のメーカーの制振装置が震度5程度から機能するのに対し、「evoltz」は震度1のわずかな揺れでも効果を発揮するという点がとても魅力的でしたね。

当社では、実験用に地震の体感装置を用意しています。

装置で震度3程度の揺れを実験したところ、これまでの設備では柱が1センチ程度動いてしまっていたのですが、「evoltz」では完全に揺れが収まり、柱も1ミリ程度しか動かないという結果でした。

これを実際に体験したことは採用の大きな決め手になりました。

地域的に自動車関係の仕事をしているお客様が大変多く、「evoltz」にビルシュタイン(※ドイツの大手ショックアブソーバーのメーカー)の技術が使われている点は、とても信頼感を持ってもらえています。

詳しい方々でも本当に安心感が持てる高い技術を用いていて、「evoltz」のクオリティの高さを実感していますし、製品管理の部分も素晴らしいと感じています。

また、お客様に地震の体感装置で「evoltz」の効果を体験してもらうと、感動されるだけではなく、その後の会話も打ち解けるきっかけになって、お客様とのコミュニケーションにも役立っているのは、想定していなかった嬉しいポイントですね。

─なぜ、すべての住宅に「evoltz」を標準採用することに決めたのですか?


小さい地震が数千回と発生して住宅がダメージを受けると、結局メンテナンス費用が膨大にかかってしまいます。

「evoltz」は初期投資としては確かに高額ですが、長い目で見れば、そういった地震によるメンテナンス費よりは遥かに安価です。

私たちは、家を建てた後のほうがお客さまとお付き合いする期間は長いため、お客様目線で考えた際、オプションではなく標準採用とすることに決めました。

日本は地震が無いことはまずあり得ないので、標準採用の方が最終的にお客様喜んでもらえると思っています。

─「evoltz」を採用された施主様からの感謝の言葉があればご紹介ください。

大きい地震がまだ発生していないので、具体的に被害を防げて良かったというお声はありませんが、とても安心して暮らせるといったお声はあります。

私たちのお客様には、お子様や高齢者がいるご家族が多く、そういったご家族の場合は大地震が発生しても、すぐに避難所に向かえなかったり、緊急地震速報が出てもすぐに動けないことが想定されます。

「evoltz」があることによって、子供や高齢者を残して外出している間に地震が起きても安心できる、避難所へ行かずに自宅で過ごせるといった点で、不安を感じずに生活できているといったお言葉をいただきました。

─どんな工務店に「evoltz」をオススメできると思いますか?


全ての工務店さんに採用していただきたいですね。

私たちに課せられているのは、住宅に住んでいる家族の命を守ることが第一だと思うので、命を守り、その後のメンテナンス費用で苦しませない、といったお客様目線で考える工務店さんであれば、採用するべきかなと思います。

─最後に、「evoltz」を紹介される際にキーワードとなるような表現や言葉は何でしょうか。

「家において一番大切なのは人の命守ることですよね」といった表現になるかと思います。

キッチンなどにこだわりたいというようなお客様も多いですが、結局はどなたも「家族で仲良く安心して暮らせる家」を造りたい、と第一に考えて検討されているはずですよね。

─ありがとうございました。