evoltz 2.0 _ 住宅性能ランキング調査_その2

さて、前回からスタートした連載の2回目、なぜ、evoltzがこのような取り組みをスタートしたのかをお話いたします。

きっかけはこの動画です。

耐震等級3の建物でも揺れてしまう、evoltzがついている場合、ここまで揺れないのか!とメーカーとしても驚きました。

これを見たとき、“耐震+evoltzは揺れないお家、揺れなければ断熱や気密を守れるのではないか?”と感じたわけです。

市場を見渡した時、性能3点(耐震、断熱、気密)の初期数値の高さを競っているが(もちろん大切なこと)お家は、住まい続けなければならない、住み続ける時に、その初期性能はどれくらい維持できるのか?
作り手側は、維持するために、どのような取り組みをしているのか?
と疑問に感じたわけです。


性能を維持するためには、それこそ揺れない住宅が必要で、高耐震プラス制振で対策することで、断熱、気密の劣化を防ぐことが可能となります。


ただ、私たちは耐震と制振に関しては勉強しておりますが、断熱や気密に関しては勉強不足です。

そこで、今、全国の住宅会社様が、断熱、気密に関してどのような取り組みを進めているかを確認しようとしました。

前回記載させて頂いておりますが、あくまでお施主様の視点から、情報のわかりやすさ、見つけやすさまで加味したリストです。

この情報をもとにして、点数化して、できたものが全国住宅性能ランキングです。

インターネット広告に掲載をしたところ、大変多くのお問い合わせをいただきました。

それだけ、断熱、気密のお取り組みされている住宅会社様が多くなっていると言うこと、そして、現在の自社の立ち位置を客観的に評価する指標がなくてこまっていらっしゃる、ということでした。

弊社evoltzは制振装置のメーカーではありますが、単なる部材の販売だけにとどまらず、住宅の性能維持全般に関して、住宅会社様のお役に立ちたいと思っています。

たとえばこのランキングをもとにした打ち合わせの際にこんな会話がございました。

「うち、こんなに点数が低いはず無いんだけど」
「はい、たしかにもっと高い点数になるはずだと思いますが、残念ながら、WEBサイトに具体的な数値の記載がありませんでした。これでは評価できなくなってしまいました」

翌日にはこの住宅会社様のWEBサイトがすぐ修正されていらっしゃいました。

弊社としても住宅会社様のWEBサイトの構成をこのような視座からみることが必要であるということは大きな気付きでした。

お問合せフォームはこちら
https://www.evoltz.com/contact

次回は、実際に調べたお施主様のリアルな感想をお伝えします。