徹底した品質管理と安全の向上。それがevoltzを支えています。

ものづくりに必要なのは、技術や効率だけではありません。それ以上に大切なもの……それは、「意義」です。「何のためにやるのか」という主旨に賛同し、それが情熱の対象とならない限り、ものづくりは成就しません。2007年、住宅業界にまだ「制振」の概念が浸透していなかった当時、株式会社evoltzはいち早く制振装置の自社開発にチャレンジしました。
私達の挑戦は、木造住宅の安全性の向上、ひいては、より多くの人々の暮らしを守ることに繋がります。その想いが常に私たちを鼓舞し、決して諦めることなく研究開発に挑戦し続けた結果、evoltz を世に送り出すことができました。

基本設計BASIC DESIGN
使用環境下で起こり得る様々な現象を想定し、試験を繰り返し実施
地震自体を制御することは不可能ですが、建物に伝わる衝撃エネルギーを吸収することは可能です。木造住宅用の制振装置に求められる性能、それは「反応性能」の高さにあります。そして、その性能を高める鍵は「減衰力特性」です。当社では、この減衰力特性の向上にフォーカスして製品設計を行い、より速く効く制振装置の企画開発に取り組んでいます。
バイリニア特性は
e v o l t z だけの特許技術
「バイリニア特性」はすでにビルや大型建造物の設計分野において注目を浴びています。一方、木造の一般住宅においては採用が遅れているのが現状です。「バイリニア特性」における減衰力は構造物の動きの速度、つまり地震の揺れの大きさとは比例しません。小さな揺れの領域では大きな減衰力を発揮し、大きな揺れの領域では減衰力を発生させて、バネの伸び縮みする速度を調節します。
振動実験vibration test
使用環境下で起こり得る
様々な現象を想定し、
試験を繰り返し実施
製品開発の仕事は、1つの製品ができあがったら終わりではありません。evoltzのエンジニアたちは、膨大な実験データをもとに使用環境下で起こりうる様々な現象を想定し、集中的なシミュレーションを繰り返し行っています。そこまで徹底した検査に基づくデータだからこそ、営業での技術支援や配置設計における「evoltz」の信頼性の根拠となり得るのです。
耐久試験DURABILITY TEST
繰り返しの揺れに対する強さを実証
100 万回の作動耐久試験、さまざまな環境における作動確認を実施。ブラケット、ボルト、ビス、ブレースなど部品一つ一つにまで、性能にこだわり開発を進めています。そして、余震を含めた繰り返しの揺れに対する信頼性を確立しています。